土曜日

外出。唯一の秋物上っ張りがおしゃかになってしまい、厚手のセーターしかこの時期着るものなかったので半端に寒かったらどうしようと心配していたが、絶好の厚手セーター日和だった。

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浅草にどじょうを食べに行く。もともとはハモの予定だったが、マツタケがなくなったなんだでこちらはタイミングが合わず。一日外出録ハンチョウを読んでドジョウも気になっていたのでそれはよし。3000円以上するどじょう定食を食べる。定食の定義が揺らいだ。でも味は定食。おいしかった。枡酒もなかなか。

 

その後は神田に移転したほぼ日のアジトにいって来年の手帳を買う。オンラインではすでに取り扱い終了している過去のMOTHERカバーが実店舗にはまだあった。次は週刊手帳を買ったので不要っちゃ不要なのだが、保険として買っておきたい気持ちもある。

 

東京駅ステーションギャラリーにて小早川秋聲の回顧展見る。従軍画家という肩書とツイッターで絶賛されていたことへの逆張りでそこまで期待はしていなかったのだけれど、割合好みだった。比較的シンプルに、画面が整理された印象がありつつも、抒情ややわらかさ、生活感といったものは一貫して溶け込んでいる感じ。やっぱり日本画の方が好みなんですよね。

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おもちゃの並んだ棚と猫が描かれた「玩具」、洋装の美人画「恋知り初めて」、作品名控えそびれたけれども達磨さんが月夜に遠く浮かぶ街を眺める後ろ姿を描いた作品が好みだった。あと、ヨーロッパなど世界各地を巡った中での景勝を描いた小品がいずれもかわいらしかった。